#レコーディングダイエット

毎日食べたものを書きます

冥王星よ聞こえるか

11月21日(金) 


たまごのサンドイッチ、シュークリーム、お茶、コーヒー


むらさきいものパン(学生が収穫したイモで作ったパン)、ハムカツ、黒烏龍茶


トマトクリームのパスタ、たまごサンド、ビール(麦とホップ500ml)


おやつ
鹿島アントラーズサブレ(おみやげでいただいたもの)、コーヒー、カフェオレ、ソフトキャンディ、ガム

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山崎まどかさんのブログ記事「ボーイフレンドの趣味」より

ボーイフレンドの趣味 | Romantic au go! go!
(行間が詰まって読みづらいのってあたしのブラウザだけ?)

「若い女の子がマニアックな映画や小説、音楽に興味を持つようになったり、そういうものが好きだと言い始めたら、絶対に好きな男性の影響」
 
 クリシェとして繰り返し使われ、そのたびに女性たちからの反発を買う発言だ。

実際、マニアックな趣味の女性は男性からそうした文化を直接受け継いでいるか? というと、そうでもない。女の子の突飛な趣味趣向というのは、既存の集団や集団文化そのものに馴染めないが故の孤独のもとに育まれる場合が多いからだ。

岐阜県の田舎過ぎず都会過ぎず、古すぎず新しすぎない住みやすい市に生まれ育って何不自由なく育ったくせに、家族にもご近所さまにも学校にもなぜかうまくなじめず、どっちかというとなじみたくて自分なりにがんばったつもりだったのに必ず裏目に出るタイプだったので、

そのうちどんどん周囲に対して「わたしの先進的かつ合理的でいてドラマチックでロマンチックな発想を分からないような田舎ものたちめ」と思うようになり、ますますこの田舎ではないどこかにある物語のほうに心の拠り所というか、ふるさとのようなものを感じるようになっていたなあと思い出しました。市川実日子さんが出ていた頃の雑誌「CUTIE」とか、フェミニズムとか、テクノとか。
※思い出すだけで大声で叫びながら走り回りたくなるほど恥ずかしい気持ちをこらえて書いています。わあああ

家族にもクラスの子にも話せないけれど、この世界には自分と同じようにフェミニズムという思想に心を熱くする人がどこかにいるんだと思うとひとり励まされたものです。それは、夜空の星を見るような気持ちでした。

自分にとって本や音楽は現実から逃げ込む場所でもあったけれど、
その後、大学に進学したり就職して、「社会」とか「他者」と関わるときの足掛かりになったのも、本や音楽だったように思う。

本に書いてあることが知識として生きたとか
同じCDを聞いている人と話が合ったとか、という役立ちかたもあったけど

・何かで傷ついても、また本や音楽に逃げ込めば立ち直れる(と思うと思いきった挑戦ができる)
・いろんな本があり、また、ひとつの本でもいろんな読み方があるように
 世の中にはいろんな考え方があるんだから、何かに傷つけられてもそれがすべてではない
 (と思うと思いきった挑戦ができる)
・本を書いたり音楽を作ったりしている人の中には
 びっくりするような生き方をしている人もいるが、それでもなんとか生きられる
 (と思うと思いきった挑戦ができる)

という役立ち方の方が自分にとっては大きかったように思う。…
別に何かに役立てたくて逃避してたわけじゃないんだけどね。


ふるさと 故郷 というと、小さい頃から自分を温かく見守ってくれる人がまわりにたくさんいて…みたいな雰囲気が思い浮かぶけど、
わたしはいつか、自分も遠くの星を見て自分を奮い立たせているような人の心に届くような仕事をしたいなあと思うんだ。