#レコーディングダイエット

毎日食べたものを書きます

老害ババアになってやる

テスト終わったー!!!(解放感)

11月23日(日) 


チーズのパン、お茶


あんかけスパ(ミラカン


豆乳スープ(さといも、にんじん、ねぎ)、きんぴらごぼう(ごぼう、にんじん、ちくわ)、サバ塩焼き、ビール、ハイボール

おやつ
コーヒー、ガム、チョコレート

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テストが終わったのがうれしくて自炊。里芋入りの豆乳スープは、前作ったののほうが美味しかったかな。。これをすこし煮詰めてチーズをかけて焼くとグラタンぽくなって美味しいかもとひらめいた。明日やってみよう。しかし我が家にグラタン皿は、ない。
きんぴらはちくわを入れて炒めてみました。昔はきんぴらをするとべたっとした感じになるのが嫌で、ごぼうじゃなくレンコンが安い時に買ってやってましたが(レンコンだと失敗なくぱりっとする)、大人になるにつれて「ベタベタなのもそれはそれでいいじゃないか」と思えるように。


で、光の速さではじまって終わっていた小学4年生事件・・・
あまりに卑劣な「小学四年生なりすまし」事件に思う - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

わたしの大好きな速水健朗さんなど、いろんな人が言ってることだけど、彼らがやったことも相当ヒドいけど、

これまでに彼らを持ち上げまくっていた大人・メディアもよくないよなって思う。

わたしは大学に勤めていて、「がんばっている学生の写真を撮って大学のサイトに載せる」みたいな仕事もしている。
どうしても変わったこと、特別なこと、ソーシャルなこと、時流にあっていること、フォトジェニックなこと、わかりやすく興味深いこと、新しいこと をしている学生にフォーカスしがちだけど、
普通に授業に出て、普通にバイトして、普通にサボって、普通に遊んでセックスして本読んでライブ行ってディズニーランド行って地元に帰って就職して、みたいな学生だってすごくすごく素晴らしい彼女ら彼らなんだ。NPOやったり起業したり外国行ったり慶応行ったりするのもすごいけど、それだけが特別すごいなんてことないんだし。


常見洋平さんも言っているように、こういうちょっと目だったりする若い人を自分の自己実現のためとかブランディング()のために利用する人が、わたしは本当にゆるせない。
自分も「がんばっている学生の写真を撮って大学のサイトに載せる」みたいな仕事をしているので、そういうことになっていないか、悩みながらやっている。
学生や若い人を「応援する」という名目で、単に若い人を自分の事業に都合よく動員しているだけなんじゃないかと。(残念ながら、この「事業」に、「大学」が入っていることも少なくないのでまたつらい。自分の職場に限らずだけど)
もっとわかりやすく言えば「応援する」「紹介する」という名目で、単なる安い広告キャラクターにしているだけになっていないかっていうことだ。

こういうことは、「大学生」とか「若者」だけじゃなくて
「障害者」「難病患者」とか
「女性」「ワーキングマザー」「シングルマザー」
セクシャルマイノリティ」「お年寄り」「発展途上国の人」
あらゆるマイノリティに対して、聞こえのいい言葉で包んでなされているのではないかと思う。


じゃあ、応援とか紹介がなくてもいいのかっていうと、そういうことではないと思う。
応援も紹介も支援も必要だと思う。
ただ、応援っていうのは、ただ単に「お金を出してあげる」ことでもなく「こういうことをするべきだ」「若者とはこうあるべきだ」と上から説教をすることでもないと思う。
それは、若さや未熟さゆえにメタメタに失敗した時に
冷笑するでも放置するでも罵倒するでもなく、
一緒に転んで一緒に立ち上がろうとすることではないかと思う。
あるいは、再起不能なまでに追い込まれることはない程度に失敗できるような環境を、整えてあげることではないかと思う。
「小学4年生」の彼らを、そういうふうに応援していた「大人」はいたのだろうか。
また、「小学4年生」のような稚拙なことはしない、まっとうな挑戦をしている人たちを、わたしたちはこういうふうに応援できているだろうかと思う。


わたしは何か大きなことも小さなことも成し遂げてこなかったどころか、何のアクションも起こさないで35歳のオバサンになってしまったという思いがある。
きっとこのまま単なるふつうのダメな人として老い
酔っぱらってコケて車いすの生活になったり
体力の有り余った認知症患者になるんだと思う。

そういう自分を施設で介護してくれるのは、わたしがいま写真を撮ったり撮らなかったりしている学生たちかもしれない。
わたしは世話してもらわなきゃいけないからと言って、「かわいいおばあちゃん」になったりは絶対しない。
ちょっとでも気に食わないことがあったらすぐにキレて暴れて介護スタッフに
「てめえ!なんだその態度は!それでもソーシャルワーカーか!倫理基準の3項目を言ってみろ!」とか口うるさく言ってウザがられて、ケース会議の格好のネタになってやる。