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#レコーディングダイエット

毎日食べたものを書きます

フリーライターはどのように営業をするべきか

ライティング 起業

ずっと文章を書くことが好きで、書く仕事がしたいなと夢見ておりました。
でも、そんな仕事は、すごく文章が上手くて、語彙や知識が豊富で、人付きあいが上手できっちりした人でないとできない、食えないと思っていたので、ずっと自分には無理だと思ってあきらめていました。


でも本当はやりたくて、それでも自分には無理だと思っていて、こんなことを言ったら今までと今の職場の人(わたしを雇っていてくれる人)に怒られそうなんだけど、

「書く仕事をしないでいる言い訳を用意するために、
 他の仕事をやっている」

のではないかというくらい、本当は書く仕事がしたかったんです。(もちろん、他の仕事も好きでした。今の仕事も。)

転職を繰り返し、35歳にしていまの職場で5社目ですが、
昨年の夏ごろ、心に積もり積もったこれまでの鬱屈が、ナベから吹きこぼれるみたいにあふれだして、

「あ、もう、書く仕事しよ。」

と何のアテも無いのに思い立ち、まわりの人に言い始めたら、大学で働きつつも何人かの方からぽつぽつとお仕事をいただけるようになりました。本当にありがたいことです。

それでも食っていくにはこの数倍は仕事をしないといけないので、
お知り合い以外のところへの営業もしないといけないよな~とぼんやり考えてたら
県内のある出版社で編集や執筆ができる人を探しているとのことで
条件や仕事内容を聞いたら、自分の市民活動やボランティアといった興味関心や経験も生かせそうだったのでコンタクトをとってみたら、先方も会ってみたいと言われたので、さっそく訪問してみることにしました。

ポートフォリオを作ってみた

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Facebookで、ライターの大大大先輩である方から、自分の仕事を顧客別とか、やった仕事別とか(企画から関わったのか、ライティングだけなのかとか)でファイルしてわかりやすくまとめたものを作り、それを持って営業するとよいとアドバイスをいただいていたので、そっくりそのまま作って持っていくことにしました。

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ファイルを開いて右側に、わたしが書いたものが載ってる媒体そのもの
左側に、その仕事のどこに関わったか、どんな工夫をしたか…みたいなことを短く書いてまとめました。仕事の数は当然ながら少ないけれど、自分としてはシンプルかつかわいく(かわいくまとめる力もあるんスよ自分、っていうアピールにもなるし☆)きちんとまとめられて自信満々。
アポよりかなり余裕をもって会社の近くに到着し、タリーズでお茶しつつ、営業トークを脳内でシミュレートしたりと作戦を練りつつ化粧も直して準備万端です。

しかし玉砕

しかし営業先はフリーのライターというよりは、常勤で編集スタッフができる人を求めていたらしく、どっちかというと就職の面接のような雰囲気に。

あたし「あ、いえ…、ですから、わたし今大学職員で、来年度からも働きますって約束したばかりで、先にご連絡差し上げたとおり常勤っていうのはムリでですね、休みの日に取材ですとか執筆ですとかそういうお手伝いなら、っていうご相談なんですけど」

とか言いつつ、いやいや契約いつまで?それ以降は?いやいやそれ以降も常勤っていうのは違うっていうか…みたいなぎくしゃくした感じの会話が続き


先方「じゃあよしみさんは、ウチでいったいどんな記事が書きたいの?」


あたし「えっ」


どんな記事…
正直、『求められればテーマに合った記事なら何でも書く』くらいに思っていたんだけど(今までのお仕事も、そうしてきたし)、具体的にどんな記事?と言われると咄嗟に答えることができず、しどろ・もどろになりながら、これこれ、こういう記事を…と、脇や背中や額を汗でだくだくにしながらしゃべってみた。

先方は「そうですか。ライターは現状足りていて、特に新しくお願いしたいことも無いんだけど、もしもよい企画があったら持ち込んでください」とニコニコして言ってくれた。
汗が乾いて寒くなった。


帰り道、『「仕事をください」っていう営業じゃ、ダメなんだよなあ』」と分かっていたのに、また、単なる「仕事をください」っていう営業をしてしまったなあ、と、しょんぼりして歩いた。
そういえば20代の頃…初めて勤めた印刷会社では、求められてもいないのに、自分からああしましょうこうしましょうってお客さんに提案するのが好きだったし、その会社も、次に勤めた会社でも、自分の提案が通らない!!!とか、そもそも提案がさせてもらえない!!!っていう状況にキーッってなって辞めたところもあったのに、いつの間にこんな守りの、受け身のスタイルになってしまったのか、とも思った。
まあ、提案してた時に売れてたかっていうと、そうでもなかったんだけどね…


でも、出版社の人はいい人だった。
本当にまたご縁があれば仕事が出来たらと思ったし、
何より「企画を持ち込む」という営業の方法を教えてもらえてラッキーだった。
今回はたぶん社交辞令というか、体のよいお断りだったと思うし、他でもそれがどれだけ有効かはわからないけど、新しい営業の方法に気づかせてもらってうれしかったし、昔は自分もライターさんに仕事をお願いする側の仕事だったから、タイミングと内容と予算さえ合う企画なら無くはないよな~とも思った。

そして、面接の中で出版社の人が言った

「文章を書く仕事っていうのは、どんな内容であれ裸の自分の考えをさらけ出して社会に問うものだから、本当に納得した環境・状態で仕事をしたいですよね」

っていう言葉が心に沁みた。
そーか、自分はそんなおそろしい仕事を選んでしまったのかと思った。

「すべての仕事は売春である」とJ・L・Gも言っていますが、
私もそう思います。然り。
(中略)
そしてすべての仕事は愛でもあります。愛。愛ね。
“愛”は通常語られているほどぬくぬくと生あたたかいものではありません。
多分。
それは手ごわく手ひどく恐ろしい残酷な怪物のようなものです。
そして“資本主義”も。
でもそんなものを泳げない子供が
プールに脅えるように脅えるのはカッコ悪いな。
何も恐れずさぶんとダイビングすれば、アラ不思議、
ちゃんと泳げるじゃない?
岡崎京子「pink」マガジンハウス,1989)

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頑張ったので家に着く前に喫茶店でケーキを食べた。
頑張った日は、ケーキを食べてもいい。

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2月18日から2月25日までのお食事
ほとんど忘れてしまったので、印象に残っているものだけ書きます

・久屋の加藤珈琲店のチーズケーキ(上の写真のものです)
・スーパーで安くなっていた五目豆を買って煮て食べました
・知多奥田駅「いるか」のカレー(週替わりのサービス品がカレーだったので。先週まで学食が春休みで休みだったので、いるかSAVEDマイランチタイムでした)
・居酒屋でおすし、酢サバのあぶり、ほっけ、ビール
・沖縄のお土産でいただいたサーターアンターギー(とても美味しかった)
・半田「パンのトラ」のパン(とても美味しかった)
など

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