読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

#レコーディングダイエット

毎日食べたものを書きます

Can you see the light in your Community?

大学 お仕事 こじらせ 社会 福祉 ねこ

大学の名刺には「地域連携コーディネーター」とあるわたしなのですが
自分の生まれ育った場所にもほとんど愛着はないし
アパートの隣の人とは話したこともありません。

地域の人とたすけあって、対話して協働して というよりも
趣味の合う人とだけ、まったり飲んで暮らせればいいので
煩わしい近所づきあい・地域づきあいなど、まっぴらごめんなのです。
近くに住んでいるというだけで仲良くしなければならない意味がわかりません。
(大学をクビになりそうな発言…)

f:id:yoshimi_deluxe:20150530013357j:plain
大学に咲いていた花。とはいえ雑草なので、このあとバッサリ刈り取られていました


「地域連携コーディネーター」という仕事は
大学で講義を聞くだけでなく、大学の外で学生が
地域の人と話したり、話しを聞いたり、何らかの仕事や活動を一緒にすることで学ぶ授業やアクティビティをサポートする仕事で、
フィールドワークがしたい学生や先生に活動先を探して紹介したり、
学生と一緒に何かをしたい地域の人と大学生を結び付けたり、
会議に堂々と遅刻したり、
キャンパスに居座っているねこをもふもふ触ったり、写真を撮ってデレデレするお仕事です。

f:id:yoshimi_deluxe:20150530092133j:plain
学生の自習用パソコンの椅子で寝るねこさん


とはいえ、そういう地域社会的にはひきこもりのわたくしですので、
しかも、学生時代には地域に出て云々とか全然考えなくて、難しい本とか難しくない本とかを読んでああでもないこうでもないとわかったような口をきいて議論したり卒論を書いたりすることが好きで、それこそが大学の勉強だと思っていたので、(今も)
本当にこれでいいのだろうかとか
地域の人とも学生とも愛想よく話すこともできないし
苦しい仕事でした。(今も)


それでもなんとか助けられながらやってきまして
最近、気づいたことは、
大学の先生でも、親でもない人に会った時の
学生の目が、顔が、きらきらになることです。

ハタチくらいの人達だから、ふだんからけっこうきらきらまぶしいものなのですが

初めて聞くような職業の人に会った時、
どんな仕事をしているかという話を聞いたとき、
逆に「社会福祉学部って、どういう勉強をするの?」と聞かれて、
ゼロから一生懸命説明しているとき、
自分の話したことが受け止めてもらえたと感じたとき、
彼女ら彼らの顔がきらきらになる。
確かに、自分が社会に触れられたという感じ、
社会というものの、確かな手触りを感じられた、という顔になる。

初めて聞くような職業の人、といっても
すごく珍しい職業の人に会っているわけではない。
きのう大学に来てくれたのは、水道工事屋さん、鉄工所の人、旅館の人、塗装工の人だった。
仕事の帰りなので、みんな作業服で、ペンキ屋さんは靴もズボンもペンキがはねていた。
自分達は、大学のある美浜町というところで、こんな仕事をしていて、
美浜町には、こんな人がいて、こんな建物があって、保育園は6つあって、とか
これからはこんなことがしたいと思っている、ということを話してくれる。
大学の近くでバイトしています、と学生が話すと
あ、その建物のペンキ俺が塗った、と言ってくれる。
特別に新しいとか、珍しいとか、先進的とか、そんな話ではない。
それでも学生の顔はきらきらになる。


きのうの美浜の人も、この前行った南知多の人たちも
そのほかのいろんな地域の人たちも、
もっとこの土地に住んでくれる人をふやしたい、
来てくれる人をふやしたい、と言っている。

海がある山がある川がある自然がある
美味しい食べ物がある
交通の便が良い、買物に困らない
Wimaxがつながるスターバックスがある
働くところがある、大都市への通勤圏内である
寺があるビルがある世界遺産がある独特の文化がある
どの地域の人もいろんなことを言う。


でも、いつも思うんだけど、その地域がいいなあ、おもしろいな、すてきだな
心があたたかくなるなあとおもうのは、
そこに住んでいる「人」がいいなあ、おもしろいな、すてきだなと
感じる時だ。

その人が、新しいから、すごいから、ソーシャルだから、イノベーティブだから
いいなと思うのではない。
どの人にも、その人自身が持っている何かと、その人の周りの環境によって育まれたストーリー(物語)があり、
それを生々しく感じるだけで、心にこみ上げるものがある。
「観光」は「光を観る」って書くんだよねと友人が言っていたんだけど
「人」こそが「光」であって、
たんなる事物、たんなる建物、たんなる催し物、たんなる食べ物が「光」なのではない。と思う。
昔はそういうものが観光だったかもしれないけれど、
すくなくとも今は、そうではないように思う。


夜は美浜の人と学生とごはんを食べに行った。
お目当ての店は金曜の夜8時半だというのになぜか休業しており
その近くの中華料理屋に行った。
店員さんはぶっきらぼうで、料理も遅々として出てこなかったけど
楽しかった。
自分がそんな風に思うなんて悔しいほどだけど、
美浜いいなって思った。

                • -

5月29日(金)


食べてない


オムライス小盛り、キャベツのサラダ、お茶(知多奥田駅の「いるか」にて)


レタスチャーハン、餃子(美浜町の名前のわからない中華料理屋で)
帰ってからビール

おやつ
ハイチュウ、チョコレート、コーヒー、つな揚げ

I Saw the Light

I Saw the Light

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる

地域を変えるデザイン――コミュニティが元気になる30のアイデア

地域を変えるデザイン――コミュニティが元気になる30のアイデア