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#レコーディングダイエット

毎日食べたものを書きます

くちびるからディスコテーク

最近編集学校の話ばっかりなんですけど
わたしの尊敬するきむらさんも、編集学校の教室名をもらった時のことを書いているので
わたくしも書いてみんとて、してみます。

尊敬するきむらさん(則天シャッター教室師範代)の記事↓
1年くらい前に師範代になられたのですね。

meta-kimura.hatenablog.com

「くちびるディスコ教室」

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わたしの教室の名前は「くちびるディスコ教室」となりました。
教室の名前は、松岡正剛校長がひとりずつつけてくれるのですが

尊敬するきむらさんの教室名「則天シャッター教室」を聞いたときは、

「なんて、尊敬するきむらさんにぴったりの教室名なんだ。
 校長はたいしてきむらさんのことを知らないはずなのに、なんでこんなに
 "まさに、尊敬するきむらさんそのもの”といった感じの名前が付けられるんだ」

と、のけぞったことを覚えています。


だけど、自分がこの教室名をもらったときは
なんて色っぽい名前なんだ、と思って
あたしこんなセクシーじゃねえし、と、
バービーボーイズに入れられた当初の杏子さんのような気持ちになって戸惑いました。
しかし、編集学校とかよく知らない人からも「よしみちゃんらしい」と言われ
むう~~
そうなのか~~
むう~~
という気持ちになりました。

震える境界

この1つ前のエントリー「ラブレターの書き方」
「愛情たっぷりの指南をしたい」と書いた通り
「くちびる」は接吻、熱い交し合いのメタファーだと思うのです。
たぶん。
そして、教室名を決めるとき「千夜千冊の中で好きな3冊」を挙げた時、その中の1冊を岡崎京子さんの「ヘルター・スケルター」にしたんですね。
わたしも、岡崎京子さん(の漫画の登場人物)みたいに
タフにサバイバルしていきたいと。
だから、岡崎さんの作品「くちびるから散弾銃」にも掛かってるんだろうなあと思うと
「やられたなぁ」という気持ちもひとしおでした。
ちなみに、ほかに挙げたのは「アナーキー・国家・ユートピア」「ラーメンと愛国」
どちらも、散弾銃な感じが…


気になったので「くちびる」について調べてみると
wikiかなんかに、「言葉を発する器官であると同時に
食べたものを咀嚼している時に、再び外に出ないように押しとどめておく役割もある」とあり
そうか、「くちびる」って
自分の「内側」と「外側」の境界にあるものなんだ、ってはっとしたんです。
しかも、人間以外の動物は「くちびる」(と同じ機能の器官)はあるんだけど
ふつうは口の内側に入っているもので、
それが外側にめくれて出てきているのは、ほとんど人間だけらしい。

薄い粘膜につつまれた外界と内面の境界をまるだしにして
しかも、それを使って交接したりしていると。
さらに「くちびる」の語源は「くち」が「ふるえているところ」らしく、
エロティックに名づけられてしまったなあという思いを新たにした。

しかし、思えばわたしは「自分と他者(世界)のあいだ」のことばっかり
考えてきた
ようなところもあり、
また、起業支援ネットの久野さんフェミニズムの話をしたとき言われた

「よしみちゃんの関心は、ジェンダーよりも
 セクシュアリティだよね」

という、心の真ん中をシュラスコの鉄串みたいに貫通したひと言を思い出し
やっぱり自分は全身がくちびるのような人間なのではないかと思いました。
(性感帯という意味ではなくて)

ダンスフロアに華やかな光

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「くちびる」は自分が思いもよらなかった言葉なのですが
「ディスコ」は自分で教室名の案を5つ出した時も全部に
「踊り」「ダンス」「ディスコテーク」「ミラーボール」としつこくしつこく入れたので
採用されたものと思われます。
ジョハリの窓的には、「盲点の窓」と「開放の窓」が選ばれた感じ?)

踊りとか、ダンスとかっていうのは

・とらわれなく自由で
・達観して快活で
・快楽に自覚的で

っていう「こうありたい自分」の象徴であり

ディスコとか、クラブとか、レイヴっていうのは、

・ルールではなくマナーがあり
グルーヴのもとネイションはひとつでありながら
・ひとりひとりの孤独が際立ち尊重される

という、「こういう世界が、自分はいいんだ!」っていう
ワールドモデルそのものなんですよー!(鼻息が荒い)
世の中がディスコになればいいと思ってるんですよー!(笑)


本を読んだり、ブログを書いたりして調子がいい時は
脳が踊っているような快感がある。
そう考えると、ひとりひとりがいろんなことを考えているいまこの瞬間も
みんなの脳は踊っていて、すでに世界は音のないダンスフロア
サイレント・ディスコになっているのかもしれない。(笑)

わたしはクラブに行くのが好きだけど
自分ではDJができないので、
その代わりといってはなんだけど
何かを書くことで、誰かの脳が踊るようなことを
音楽を聴いてわくわくするときのような楽しさを
作っていきたい。



なんちて

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

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