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#レコーディングダイエット

毎日食べたものを書きます

絵か額縁か

こじらせ 社会 編集

大学生の時、法律や制度のことを持ち出しては
法律ではこうなっているんだからこうなんだとか
憲法ではこうなんだからこうするべきだ、とか
言う同級生に対して

それは、絵を描く人に対して
この額縁しかないんだからこの中で描け
って言っているようなもので、
そんなんじゃ、こじんまりしたつまらない絵しか
描けなくなるんじゃない?

まず絵や芸術があって、それを引き立てるような
額縁をつくるべきなんじゃん?
って話したら
へえ~、それは面白い考え方だねえ、って言われて
その話は終ったんだけど。


それから20年くらい経って
最近わたしは、「額縁」のほうに興味が
移っているなと感じた。
額縁というか、法律や制度は
どちらかというとキャンバスのようなものかもしれない
と思った。

なにをキャンバスとみなすかは
絵を描く人次第かもしれないけれど
それでも、どんどんキャンバスが狭められているのに
美しい絵や革新的な芸術が生まれない理由は
画家のスキルが足りないだの
最近の芸術家にはパッションがないだの
画家の育てられ方が悪いだの
個人の責任にばかりされているからかなあと思う。

厳しい状況の中でも美しい芸術を生み出す人は
いるし、そういう人や芸術を大変尊敬するけれど
その裏にある厳しい状況を生み出す仕組みを
見過ごすことはできないと思う。

芸術実行犯 (ideaink 〈アイデアインク〉)

芸術実行犯 (ideaink 〈アイデアインク〉)

18歳から考える国家と「私」の行方 〈東巻〉: セイゴオ先生が語る歴史的現在

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