#レコーディングダイエット

毎日食べたものを書きます

中指の立て方ーー起業支援ネット「aile」の新しい号が出ました

3カ月に一回発行の起業支援ネットさんの会報誌
「aile」でまた書かせていただきました。
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とはいえ、今回の「起業物語」は起業支援ネットの久野さんが書かれたもので、自分は取材にも同行できなかったのですが…
空色まが玉」さんの店内に、いつの間にか入り込んでしまったような…店主の谷さんの語る「店の奥にひっそりと座っている、何歳か分からないおばあちゃんがビンのジュースを売っている店」の様子が、ありありと浮かんでくるような…凄い記事になっています。久野さんは、本当にすごいな~。

わたしはさいごのページの、今年6月にウィルあいち1Fから東片端の正文館書店2Fに移転したフェアトレード・ショップ「風’s」さんを取材しました。
フェアトレードって、途上国の人のためのものじゃないんだなあ、と思ったことを記事にしました。
ちなみに「風’s」さんで売っている商品の中ではマヤビニックのコーヒーがおすすめです。さっぱりと爽やかなのに嫌な酸味や雑味が無く、コーヒーそのもののよい香りが楽しめます。マヤビニックって何?という由来についてお店の人に聞いていただくと、いっそう味わいが深まりますよ。
正文館は本のセレクトも老舗ならではのウィズダムに満ち満ちていて、かつ店員さんの趣味や思い入れも垣間見られるサイコーの書店な上、「風’s」に寄ると美味しいコーヒーもいただけて幸せなので、皆さんもぜひどうぞ。


今号は90年代後半~00年代前半、まだコミュニティビジネスやソーシャルビジネス、あるいはNPOといった言葉がない頃から、後には結果としてそう呼ばれるようになってしまった、というかまさにそうとしか言えないようなお店を始められたお二人の女性をフィーチャーさせていただく号となりました。
空色まが玉の谷さんも、風’sの土井さんも、社会の課題解決のために!世の中のために!世界のために!というわけではなく。ましてやそういうことを声高に叫んだりするわけでもなく。自分のお店を始められたわけなのですが
20年後に、ご本人たちとその周りの社会を、静かに、ゆっくりと、でも確実に変えていった方々なのでした。

起業支援ネットも、NPO/コミュニティビジネス/ソーシャルセクターには珍しく(?)、一見するとフラットで、穏やかで、冷静で、泰然自若としているように見えるかもしれないけれど(わたしにはそう見えていました)

本当はそうではなくて、世の中に対して中指がギンギンに立っているんだと思います。(笑)

わたしのような知性と教養の無いものは、そういう時に両手両足の中指をむき出しにして、ここでは書けないようなひどい罵倒の言葉を並べ立て、蒲田くんよろしくたぎった血を下品にぶちまけてしまうのだけれど

本当に何かを良くしたいという志のある人は、中指の立て方がエレガントなのだと思います。
それはカッコつけてるとかじゃなくて、その方がきっと確実だという確信からなのではないでしょうか。
…ということが、今号の「aile」の編集後記に書いてありますので、ぜひ読んでくださいませ。


■□■ Oshirasse ■□■

「aile」は名古屋市内・愛知県内の公共施設等の、
いろんな会報やパンフレットが置いてあるところで読めるほか
(ざっくりした説明…)、起業支援ネットさんの正会員/準会員になって、
キラリと光る志ある起業家さんの応援をしていただけると、三ヶ月に一回届きます。
この機会に、ぜひご入会くださいませませませませ。

入会は、こちらから