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#レコーディングダイエット

毎日食べたものを書きます

ぴあMOOK「東海おいしい魚の店」「東海ハンドメイドBOOK」が出ましたよ

お手伝いさせていただいた
ぴあさんの「東海おいしい魚の店」「東海ハンドメイドBOOK」が
9月末に発売になりました。


「魚の店」はおすし屋さんの取材を少し
「ハンドメイドBOOK」では三河地区のお店を担当させていただきました。
ページ数からしたらほんのちょっとしか担当していないのですが、ちゃんと名前をクレジットしてくれるぴあさん、ありがとうございます。。

字を書くのがライターの仕事だと思ってたのに

ライターというのは記事を書くのが仕事だと思っていたんですが
この「ぴあMOOK」のお仕事で、ライターがやることは

  • 取材先のアポ取り(ムックの趣旨説明、掲載のお願い、取材の日程調整)
  • カメラマンさんの手配(ムックの趣旨説明、協力のお願い、日程調整)
  • 取材時の撮影指示(カメラマンさんにどの商品をどう撮ってもらうか決めて指示)
  • 簡単なレイアウトの指示(どの写真をキリヌキ/角版で使うか等々をデザイナさんへ)
  • 校正

などなどでして、そうかー誌面のディレクションもライターが
やるのか~、とやりながら思いました。
他の仕事では進め方が違うことも多々あると思いますが
ライターってインタビューしたり、机の前に座っているだけじゃなくて
電話したり頭を下げたり現場で機転をきかせたりすることにもずいぶん時間を割かないとできないんだな~と分かりました。
以前にも「ライターは家でひとりでできる仕事だと思っていたのに」というエントリーを書きましたが、今回のお仕事では、それが全くの間違いであったことに再び気づかされました。文章力と同じかそれ以上に社会性がないとできんなと。。。

フリーランスの仕事のふりかえりかた

皆さんは、雑誌やフリーぺーパーなんかの
「美味しいお店を紹介する記事」を見て

「こんな記事くらい自分でも書けるわ」
「こんな下手くそな文章で金もらってんのか」

と思ったことはありませんか?
ごめんなさい、わたしはあります。

しかし、いざ取材して書いてみると全然書けなくて…。
キャッチは20文字、キャプションは40文字、
本文でも120文字とかそれくらいなんですよね。
取材では、すごくたくさんのお話を聞かせていただけるし
お店の雰囲気がよければそれも伝えたいし
試食をさせてもらったときの感想も入れたいじゃないですか。
限られたスペースの中で「何を書かないか」を決めることが大変だなあ、なんて思ってうんうん言いながら書きました。

で、出来上がったムックを見てみたら
ベテランのライターさんが書いた記事はやっぱり全然違うんですよね。
同じ文字数、ほぼ同じ条件で取材しているのに
そのお店のどこに注目するか、そのお店の「らしさ」をどう切り取るか
かつ、読者も読んでいてワクワクできる内容になっている。
短い文章の中で、こんなに豊かな表現ができるんだと思った。
字数が少ないとか時間がないとか言ってないで
こういう仕事をするのがプロなんだなと思い知らされた。

フリーランスだと、ぼんやりしていると
自分の仕事に対するフィードバックがほとんど受けられないということに気づく。
良ければまた仕事をいただけるけれど
そうでなければ次はない、というただそれだけだからだ。
良かったとしても、どこが良かったか、
仕事をいただけたとしても、なぜ自分なのかは
積極的に自分から聞いていかないとほとんど教えていただくことはない。

ムックのお仕事を通して
編集の人に赤を入れられたり*1
他のライターさんの文章と自分の文章を比べることが
自分の仕事をふりかえる機会になる。
ともすればぎちぎちにやることを詰めて、ひとつずつの仕事が
「やりっぱなし」になってしまいがちなので、ありがたい機会だ。

次はクライアントや読んだ人に、どうだったか聞いていこうと思う。
それはとても怖いことでもあるけれど
それが一番の営業活動にもなるんだな~とも思う。



というわけで、皆さんぴあMOOK読んでくださいね~。
どのお店の方も優しく(怒られたこともあったけど)
また、自分でお店を経営していくということに対して
派手ではないけれど、静かな情熱を感じる方ばかりでした。
少しでもそういう方たちのお役に立てて
お客さんも楽しい食事やお買い物が出来たらうれしいですね。

*1:文章を赤字で直されることです