#レコーディングダイエット

毎日食べたものを書きます

7/13の食事&新人の時に言われてうれしかったこと

えーと、新卒で入ったばかりの会社で
上司に言われて嬉しかったことを書きます。

わたしは~高校生までは人生が暗かったのですが
大学に入ったら、なにこれ!自分の好きな勉強ばっかりできる!
おもしろい!楽しい!とか思いまして
このまま大学院に行って勉強が続けられたらどんなにいいかと
思ったのですが
全然英語もできないし、そんなんじゃ大した研究できないよなあ
とか思ってしまい*1
それに、自分のやりたい学問って、ざっくりいうと
社会学だよね。と思っていたので
ずっと学生のままで「社会」を知らないのに社会学とか
おかしいやん!!!と思って
社会を知ろう。と思い、フィールドワーク的な感じで
就職してしまいました。


当時から文章を読んだり書いたりするのが好きで
恐いもの知らずだったので皆さんが名前を知っているような
マスコミ、出版社、広告代理店など全部受けましたね。
ある広告代理店*2
二次面接の待ち時間に、くっそチャラい
私立大学の男子学生が隣になり、雑談してたら

「ところでよしみさんは、誰のコネですか?」

とサラっと聞かれ?はあ?と思い

「いや、べつに誰のコネもないけど…」
と答えたら、今度はそのクソ頭悪そうなチャラ男がはあ?って顔になり

「えーOB訪問もしてないんスか?この会社コネ無いと無理っすよ!」
とか言ってきて、はあ?と思ったらわたしの名前が呼ばれたので
面接室に入り、その後「自分を動物に例えると何ですか?」とかいう
クソどうでもいい質問をされて終わった。そして落ちた。*3


…で、こっからが本題なんですけど(今までのは前振りです!)
その後は地に足のついた就活をしまして
地元にある大きな印刷会社に就職しました。
フィールドワーク的就職観は変わっていなかったので
「いろんな人に会う仕事が良かろう」と思い、営業職に絞って
やってたんですよ。
全然人としゃべるの得意でも好きでも何でもないのに!
勉強のためというだけで!
そんなんで金がもらえると思ってた俺のバカ!バカ!


わたしに任されたのは、半年後には退職するという
10年先輩のお客さんを全社引き継ぐという仕事でした。
その先輩というのは、30ちょい過ぎ(当時)なんだけど
バブルをサバイバルしてきた人特有の華やかさがあり、
かつ、お話が上手で、話しているとどんどん楽しくなって
一緒にいる人皆がどんどんうれしくなっちゃうような人でした。
その先輩ね、どのお客さんともすごく仲良しなんだけど
仕事の話なんてほとんどしないの。
美味しいワインの話とか、新しくできたレストランの話とか
そういう話ばっかりして、でも話し相手が彼女と
話すのが面白くて仕方ないっていう感じになっちゃう
すてきな女性だったんです。

そして、かたやわたくしでございますよ。
わたしってば、そもそも社会学を勉強したいと思ったきっかけは
「こんな社会はおかしい!バビロンや!」っていう憎しみからなので
人の悪いところ、会社の悪いところ、出された企画の良くないところばっか
目についちゃって目についちゃって
仕方がないんですよーーーーーーーーーーー!!!
心に中指がギンギンに勃っているからそういう風にしか見えなくても
仕方がないんですよーーーーーーーーーーー!!!
正直、先輩と一緒にお客さんのところをまわっても
「よく先輩はこんなつまんねー話にニコニコして
 面白く話を転じていけるな~。
 わたしだったら絶対無理。」
と、毎日思っていた。


で、ちょうど今くらいの季節ですかね、
入社して3ヶ月くらい経ったある日
課長に「もう仕事は慣れたか」と聞かれたので

「わたしは●●先輩みたいに
 誰にでも愛想よくしたりできないので
 営業は向いていないと思います。」

と言いました。

そうしたら課長は、それについては何も言わずに

「お前は、強烈なキャラを持っとるな。
 だから、それを生かせ。」

とだけ言って、ニヤニヤしていた。


そう言われてはっとした。
自分は社会が嫌いで社会は敵で、社会になんてなじむものかと
思いつつ、修行だ、勉強だ、とりあえず親に頼らす生きていくための
金を稼ぐためだ、と言い訳して
「社会用に取り繕った顔」で、いかにも
社会に適応できているふりで仕事をしていこうと思っていたけど
そうじゃなくて
ちゃんと「自分のキャラ」で勝負していけ!と
言ってくれた人がいたことが、嬉しかった。

その後、先輩は退社してひとりでまわることになったけど
わたしは依然として美味しいワインもレストランも知らないし
ニコニコ明るくもできなかった。
でも「あなたのここが良くない、嫌い、ダメだと思う」を
お客さんの前では「もっとこうするといいと思います」と言い替えるようにして
なんとか一人前になるまで頑張った。
自分の提案を、いいね、面白いねと受け入れてくれて
買ってもらえることがうれしかった。
ずっと社会に矛盾があることは許せなかったけれど
社会はそれだけではないということも分かった。
社会で頑張って生きている人たちに受け入れてもらえることで、
わたしも社会で頑張って生きている人たちを好きになることができた。

その会社は、もう辞めてしまったけれど
その会社で働かなかったらその後の自分もなかったな~
と、いつも思う。

いきなりこんなことを書いたのは
この記事↓をたまたま読んだからなのだけれど
長文をガマンして最後まで読んだけど、わたしにとっては
全然感じるところがなかったからだったのでした…。
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7月13日(水)

いちじくとくるみのパン(低糖質タイプ)、お茶


かぼちゃのサラダ、チンゲン菜ときのことかの煮もの、白身魚のトマトソースかけ、水菜と玉ねぎとベーコンとかが入っているスープ、お茶、パン(低糖質タイプ)

おやつ
ダイエットコーク、お茶、ガム


冷ややっこ(梅しそのせ)、キャベツのサラダ、キムチ納豆、ウズラたまごの燻製、ビール

*1:今思えば、大学院の進学について誰かに相談したらよかったなあと思います。誰にも相談せずに「どうせ自分には無理だろう」と思ってさっさとあきらめてしまうことが人生でよくありました。ライターになって文章でお金をもらう、という夢もそうしてあきらめ続けてきました。でもやってみたら意外に死なないので、もしかしたらもっと早く始めていたら…ともおもいますし、いやいや回り道があってこその今だとも思えます。

*2:おそらく読んでる皆さんも知ってる名前の広告会社っすよ

*3:知りたかった社会の一面を知った一日であった。