開業届を出してきました
11月18日(火)
朝
コーヒー(飲んでいたらまた河和まで行ってしまった。こういう時、自分何年通勤してるんだよと思う)
昼
山菜ごはん、八丁味噌の豚汁、鶏の梅しそ天ぷら、コロッケ、ほうれん草おひたし(学食で)
夜
からあげ、銀杏、ビール
おやつ
コーヒー味の飴、チョコレート、黒烏龍茶、ガム
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そういえば17日は高須クリニックに行っただけじゃなくて、税務署にも行ってきたのでした。昨年、確定申告をしてみたら、確定申告というのはお金が戻ってくるものだと思っていたのに、なぜか追加で納税することになり、せっかくめんどうな思いまでしてなぜお金を払わなければいけないのか・・・と釈然としない気がしていたので、今年はあらかじめどうやったらいいか聞いておこうと思ったのでした。
税務署に行き「今日はどのようなご用件で?」と、聞かれたので
「えっといま社会保険とかももらって会社に勤めてるんですけど、それとは別にお金をもらえるようになったところがあるので、どういうふうにしたらいいかと思って」と言いました。
そうしたら担当の若い女の人(20代だと思う、お肌つやつや)が来てくれてお話をしたり聞いたりしてくれました。
税務署の人「雑収入がある場合はここに書いていただいて・・・」
あたし「雑収入ってなんですか?」
どうも話を聞いているとなんだかかみ合わないのでもやっとしていると、あっ、そうか、この人はわたしが「2つの会社から給料をもらっていると思っているんだ」とわかり
あたし「あの、給料をもらっているのは1カ所だけなんです。それとは別に請負というか、そういう仕事をして、業務委託っていうか、そういうお金をもらっているんです」
税務署の人「あ~、ではそれなら青色申告か白色申告ですね」
という話に切り替わった。
税務署の人「青色申告をするときには帳簿をつけてもらう必要があって」
帳簿?
帳簿って何?
おこづかい帳みたいなもの???
税務署「この金額まで控除が受けられるんです」
控除?
控除って何?
税金払わなくてもいいっていうこと???
と、一事が万事こういう状態で、自分がいかに何も知らないかがよく分かった。
とりあえずよくわからないなりに説明を受けて、青色申告をするには開業届けを出さないといけないということがわかり、あれよあれよという間に開業届けを出してしまった。
そうか、わたし開業してたのか。
いままで営業とか、いっちょまえに福祉の相談を受ける仕事もやらせてもらったことがあるんだけど、今までわたしに相談に来てくれた人も、わたしが「控除って何?」って思ってるのと同じで、「申請って何?」「審査って何?」「なかぽつって何?」「なんで保健所に行かなきゃいけないの?」って思いながら相談に来ていたんだろうなと思う。
そういう人に対して、わたしは今日の税務署の人以上のわかりやすい説明ができていたのかなと思う。何がわからないのかもわからなくて、でもわかったようなふりをしないと「そんなことも知らないで個人事業主しようと思ってるの?甘いよ。まず自分で調べろよそんくらい」って言われるんじゃないかなって勝手に思って、そのままなんだかよくわからない書類にサインさせたりしてなかっただろうか?
と思った。
わたしの場合は開業届けだからまだよかったようなものの、
それが障害福祉サービスや介護保険のサービスの契約書だったり、
高価な下着や布団や英会話教材や幸せになれる壺の契約書だったりする人もいるんじゃないかと思う。
わたし自身はもうちょっと会計や税金のことを自分で調べたほうがいいと思ったけど・・・
ほとんどの相談は、相談する人に準備やスキルを求めるのではなくて
相談される側に、相手のわからなさをケアする責任があるのではないかなと思う。
わかってくれないこと、理解力がないこと、ましてや「相談に来てくれない」「話を聞いてくれない」ことを、相談する側に求めない方がいいと思う。
確定申告は知らなくても、ちょっと税金を多く払うぐらいで済むけど
生きるか死ぬかの相談をしに来ていたとしたら、奈落の底に突き落とされたような気持ちになるとわたしは思う。