『組織票』を入れているのは誰か
飲み会に行ったら「いろんな政治家の人の選挙のお手伝いをしている」という方とお会いしたので
嬉々として長年疑問に思っていたことを聞いてみました。
「組織票」って誰が入れているの?
写真は飲み会会場に行く途中にあったいい感じの昔ながらの八百屋さんの写真で
記事の内容とは全然関係ありません
わたしも、目上の人に言われて、選挙前に政治家の人の「決起集会」っていうのに行って
必勝ハチマキを渡されて、みんなで「がんばるぞー」ってやったこともあるし、
何年も会っていない人から電話がかかってきて
「今度もお願いしますね…」って言われて
ハイ、ハイ、って切ったこともあるんだけど
しれっと投票所では違う人、違う政党の名前を書いて投票してるんですよね。いつも。
だから、事前のお願いとか、票のとりまとめとか
そんなの口約束でしかないわけで、どんだけ効果あるんですかね?
わたしみたいに全然無視して投票することだってできるわけじゃないですか。
って、聞いてみたんです。
「あなたはターゲットじゃありません」
写真は飲み会会場にあったハワイアンなサーフボードとかの写真で
記事の内容とは全然関係ありません
そうしたら、
「よしみさんみたいに自立的に行動する人は、世の中の半分くらいなんですよ。
僕らはもう半分の人をターゲットにしているんです。」
と、言われました。
「たとえば、ものすごく田舎のほうで、70年とか80年生きてきた女性。
小さい頃から親の言うことを聞いて、
結婚してからは旦那とその両親の言うことを聞いて
つつましく暮らしてきたような人ですよ。」
「そんな人が、
『お願いします。あなた(の票)の力が必要なんです。
どうか、力を貸してくれませんか。』
って、深々と頭を下げてお願いされることなんて、他にないわけですよ。
初めてそんなこと言われるわけですよ。」
「経歴がわかりやすい方がいいんです。有名な大学を出ているとか、
地元のトップの高校を出ているとか。
そんな人が、わざわざ自分のところに来てくれて、頭を下げてくれている。」
「投票することで、近所の友達にも紹介することで、
その人がまた頭を低くしてありがとうございます、
ありがとうございますと言ってくれる。
そんな経験、他にないんですよ。」
「よしみさんを説得しようと思ったら、
短く見積もっても一週間くらいはかかるでしょ。
だったら、政治家は当選するためにどこにリソースを割くか。
残り半分の人のところに足を運びますよ。」
と、いうことでした。
わたしは、今まで自分が投票してきた政党が「弱者の味方」だと思ってきたけれど
この話を聞いたら、どうも、そうでない政党のほうが、社会に居場所や役割を見つけてこられなかった人たちの気持ちを、ものすごくよく分かっているのではないかと思った。
そして、当選後もそうした方の気持ちに応える政策を実現してくれれば、このうえなくすばらしいと思った。
しかし、現実は全くそうなっていないので
おかしいなと思う。
リベラルだと思っている政党やそこに投票している人たちも、
「あの人はええ人やで」とか「外国にナメられない毅然とした日本を取り戻すのだ」って言っている人たちを、
田舎ものだとか、個人としての意見がないとか、ネット右翼だとか言って軽蔑するのではなく
そういう発言の奥にある、不安や弱さや、社会の役に立ちたいと思う心に
本当に寄り添えているのか考えないといけないと思った。
自分は、自分の信じる「正義」のために、弱い立場に居ざるを得ない人たちを、ますます立つ瀬がないところに追いやっていたのではないかと不安になった。
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1月30日(金)
朝
食べてない(たぶん)
昼
ちゃんぽんうどん、キャベツのサラダ、お茶
夜
忘れました
おやつ
忘れました
1月31日(土)
朝
食べてない(たぶん)
昼
厚揚げとねぎのたまごとじ、ブロッコリーをゆでたもの、納豆、お茶
夜
サーモン、レタス、唐揚げ、オムレツ、ポテト、ビール
さらに深夜にビール、大根のマリネ、お肉、お煎餅など
おやつ
忘れました
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